先日、リアルで同人誌を売ったことがあり、夢の中でも同じように同人誌を売っていました。けどもう紙媒体は売り切ってしまって、現実ならありえないですが再販予約を対面で受け付けている最中だったみたいです。 そうしたら遠くからカチャ、カチャと金属音が床と当たる音がこっちに近付いてきました。何かと思って音の方を見ると、竹馬でした。竹馬だけど、竹じゃなくて現代にある金属で出来た竹馬です。でも、誰ものっていなくて、私の目の前まで来ると無機質な女の声だけで、「本を予約したい」と聞こえました。夢の中で呆然として、その後慌てて予約を受けたんです。でも後から考えて 流石に何かの間違いだ、夢でも見てたんだと思っていました。夢の中なのに変に冷静で状況に対して異常だと考えていました。 夢の中で数日くらいの時間が経ち、本を再販していました。これも現実ならありえないですが、同伴で兄と母に着いてきてもらっていました。普通に売っていると、また遠くから例の音が近づいてきて、まさか、と思って顔を上げると、居ました。姿は見えないけど気配で居るなと感じていました。軽くパニックになって私があたふたしてるのを、本を刷り忘れたと思ったようで、「私の分はないのね」と言って離れていってしまいました。 女に再び遭遇したことで恐怖が完全に体を支配していたので、近くにいた兄と母に言おうとしました。近くに居たのに2人はさっきの女には気づいていなかったです。兄が「なんかミスったのか」と聞いてきたので「予約間違えてたみたいで…」と言いかけた時、左斜め後ろから左肩を高速で連続して叩かれました。あまりに早く叩かれたから痙攣でも起こしたのかと思いました。叩かれたあと耳元で「やっぱり用意してくれてたんだ」と聞こえました。凄く嬉しそうな声でした。それからゆっくりと私の前に身を乗り出してきて、女の顔をはっきり見ました。夢を見る前の日に、大学へ向かう際乗ったバスで一緒に乗り合わせた女性でした。女の顔を見た瞬間、目が覚めました。 幽霊にまで本を買って貰えるなんて光栄な事なんですけど、ここ最近で1番怖い夢でした。
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